若奥様と義父 指と舌で昇天

2012年公開

◆スタッフ◆

製作………キティ・スタジオ

提供………Xces Film

脚本・監督………野上正義

2004年『定食屋の若奥様 やめて、義父さん!』より

撮影………中本憲政

照明………墓架冶郎

編集………田中修

効果………梅沢身智子

助監督………城定秀夫

現像………東映ラボテック

音楽………ピッコロ

◆キャスト◆

志乃……三月瞳

たま……乱孝寿

あけみ……水原香菜恵

勝典……前川勝典

大友……牧村耕治

爺さん……野上正義

店の客……濱村彰利

◆解説◆

若い頃、誰でも飯はたらふく食べたい。けど金が無い。そんな時!そう、牛丼屋やハンバーガー屋が無かった時代の安くてうまいファーストフード店、その名も《定食屋》。レバニラ炒めに御飯に味噌汁、お新香までついて五百円ポッキリ!。そして美人の若奥様が居れば、食欲も性欲も?大満足。飯を食べながら、ふとカウンターの上の芋の煮ころがしを、菜箸で摘む奥さんの姿に「俺の玉も摘んでー」と叫びそうになったのは私だけではないだろう。

昔を思い出すも良し。美人の若奥様を探すも良し。自分にあった定食屋を探してみてはいかがですか?

主演の美人若奥様は三月瞳。セックスの味は焼肉定食にも負けず劣らす、どっぷりと濃厚で脂ののった極上品。一度食べれば病みつきになる至極の味を御賞味下さい。

お店のウェートレスに?乱孝寿。いぶし銀の演技と、熟女の魅力を破廉恥な身体で大胆に披露!見れば御利益がありそうな、年期の入ったどスケベぶりにあなたは釘付けになる。

水原香菜恵は、愛人役でがんばっています。

野上正義監督の最新作をじっくりと味わってみてください。

◆ストーリー◆

都電が行き交い騒然としていが、どこか馴染み深い下町の風景がある。

そんな街の外れに今回の定食屋がある。

十人も座れば満員になるほどの小さな店。パートのおばさんの《たま》が、若い客の傍で何かと世話を焼いている・・。が客は迷惑そうだ。カウンターの中では、マスターの《勝典》が妻の《志乃》にガナリ立ている。そして、勝典は戸を乱暴に開けて店を出て行ってしまった。唖然とする志乃とたま・・・。時間だけが虚しく過ぎてゆく。店が閉店に近付き、慌ただしくなる中、一人の爺さんがやってくる。爺さんは食事を済ませると、志乃とたまの目を盗んで食い逃げをしてしまった。爺さんが居ないことに気付いたたまは「今度という今度は、わたしも自分に愛想がつきました。きっぱりやめさせて貰います」とがっかり。志乃は考え込んでしまった。

勝典は愛人の《あけみ》の部屋に来ていた。愛しあう二人。事が終わると、シャワーを浴びているあけみの元に勝典がやってきた。「時期が来たら、あの定食屋を処分して、もっと振やかな通りで風俗店をやりたいと思ってるんだ・・・。経営は当然お前に任せるつもりでいる」と囁いた。「あんた、愛してる」とあけみ。二人は再び長いキスをくり返した。

翌日、定食屋で志乃が一人で店の掃除をしていると電話が鳴なる。掛けてきたのは元恋人だった《大友》だった。久しぶりの声にときめく志乃。近いうちに会いたいと言う大友に志乃は快く了解した。

いつものように、忙しく働く志乃とたま。そこに勝典が不動産屋の男と入ってくる。男は巻き尺を取り出すと店の寸法を計り、何やら相談し始めた。見かねたたまが「一寸、何するんですか。人の店で・・・止めなさい」たまと勝典と男がもみ合いになる。「止めなさい」突然の志乃の大声に怯む勝典。そして男二人は店を出て行った。

近くの道で話し合う勝典と男。男は『あのままじゃ売れませんよ」と勝典に告げた。落ち込む勝典は足早に歩き始めた。

店も終わりかけていた時、大友がやってきた。戸惑う志乃に気を使ったたまが「ここでは話もできないですから、何処か他の場所で・・・」と志乃に言う。戸惑う志乃だったがエプロンを外し、大友の後に従い店を出て行った。すると、何時の間に入ってきたのかアノ時の食い逃げ爺さんが席に座っていた。驚くたまは、店の玄関のカギを閉めた。「もう逃がさないぞーこの前の無銭飲食じじい!」

近くの公園で志乃が大友に身の上話をし始める。夫婦の事や仕事の事。悲しそうな志乃は「このまま別れたくない・・・」と大友に囁いた。

一方、定食屋では、爺さんの巧みな話術でたまを丸め込み、爺さんがたまの身体を貪るように舐め回していた。よがるたま。爺さんの愛撫が果てしなく続く・・。

ホテルで大友に抱かれる志乃。久しぶりの快感に身を委ね、悶えまくる。燃え上がる二人。

翌日、定食屋に出てきた志乃がたまのもの凄い化粧にビックリする。昨日の事を思い出したようにたまが笑うと、志乃もつられて笑い出した。いかにも楽しそうな二人の笑いが店の中に響く。

勝典はあけみの部屋にやってきた。しかし、あけみの姿がない。するとバタバタという足音と共にあけみが帰ってきた。そして徐に別れ話しを切り出した。「私、貿易会社の社長さんと結婚しようと思っているの。だから、このマンションもニ、三日中に明け渡すから・・・」と言い部屋を出て行った。あけみを追い掛けて出て行く勝典。その目の前に腕を組むあけみと大友の姿が・・・。

数日後、定食屋に大友が電話を掛けてきた。大友は志乃に「事故を起こし、人に大怪我をさせてしまった。至急現金が必要なんだが・・」それを聞いた志乃は、エプロン姿のままに。財布だけ持って店を飛び出した。

公園で現金を渡す志乃。「じゃあ、借りとくよ。今月末までには返せると思う」と余りのそっけ無い大友の態度に愕然とする志乃。志乃に不安が過る。

定食屋では、たまと勝典がもめている。そこに志乃も帰ってきた。いがみ合う三人。すると何処からか無銭飲食の爺さんもやってきた。驚くたまと志乃。その様子を見た勝典の口から「おやじ」。実は無銭飲食の爺さんは勝典の実の親父で若い頃に家族を捨てて出って行ったきり梨の礫だった。土下座をし許しを乞う爺さん。しかし勝典の怒りはおさまらなかった。出て行く爺さん。志乃とたまも爺さんの後を追って出て行った。勝典の目には涙がこぼれた。

後日、定食屋には忙しく働く志乃とたま。そして勝典と爺さんの姿があった。テレビにはお昼のニュースが流れる。「次に、都内の主婦や、女性ばかりを狙った詐欺師が逮捕されました。住所不定無職大友一哉三十五歳。貿易会社社長を語り結婚話しを持ちかけ・・・」

その後、爺さんと玉は結婚。志乃と勝典も幸せな生活をすごしている。