黒髪教師 劣情

2008年公開

◆スタッフ◆

製作:シネマアーク/提供:エクセスフィルム/監督・脚本:中村和愛 1999年『高校教師 赤い下着をつける時』より/撮影:小山田勝治/録音:シネキャビン/編集:酒井正次/助監督:横井有紀/スチール:佐藤初太郎/協力:㈲ペンジュラム/㈲マルコト/スナックエレナ/ビジュアルマイン

◆キャスト◆

石原美樹:藤井さとみ/池上小百合:優生通子/小宮真知子:夢乃/石原歩美:村上ゆう/牧原幸太郎:銀治/黒沢義之:真央はじめ/マスター:樹かず

◆解説

 女教師の《勝負下着》は聖職のイメージを超越する!

 では、ここで《勝負下着》について少々・・・。

 今夜《彼》に抱かれる予感!?今日は絶対にSEXをするぞ!というエッチな気分の時に着けるわけですが、この《彼》には《カレシ》(恋人として認めているもの)と《ヤリ友》(性欲のはけ口)の二つに分類して考えているのが今時の女の子。さて、ではどの様に違ってくるのか女の子に聞いてみました。

《カレシとキメル時》は可愛く見られたい。遊んでいるように思われたくない。と、ピンクや白などのレースの無難な下着を選ぶ派と、ちょっとワイルドにアニマル柄など、彼氏だからこそ演出しなきゃ派と二通り分れ《ヤリ友と決める時》は、かなり過激に前スケスケひもオンリーと、より満足のいくSEXのための小道具として下着選びをしているようです。

 このように下着に込められた微妙な女心を皆さんは知っていましたか?

 今回の女教師役超爆乳の主演藤井さとみが、教師の定番ともいえる清楚な純白では無く、情熱と肉体派の愛を象教する《赤》で勝負を賭ける!そして赤は官能を刺激し《今日はOKよ!》のシグナルの色でもある。そんなヤル気満々『高校教師 ー赤い下着をつける時ー』起たせるための映画作り中村和愛監督。いったい誰とヤるのか映画を見てからのお楽しみ。

◆ストーリー◆

 数学の教師、石原美樹はよく夢を見る。母親の膝枕で寝て母親が「ふるさと」を唄っている。

 美樹の母親は音楽の教師だったのだが、歌がなぜ「ふるさと」なのか、美樹にはよく分からなかった。が、その夢を見て目覚めると不思議に「頑張らなきゃ」と思えた。

 近ごろ気になる事がある。美樹のクラスの小宮真知子。

 美樹が朝、通学途中に彼女の朝帰りらしいところを目撃する。その相手は、昔、美樹が大恋愛をしていた黒沢義之。美樹の思い出の中には、処女のついでにお金も取られたという形でしか残っていなかった。その相手が自分のクラスの生徒と付き合っている・・?美樹に「悩むな」と言う方が無理であった。

 それと同じてく美樹のクラスの牧原幸太郎。

 牧原は2年ダブっていて、やむない事情で美樹の学校に転入してきたのだが、以前の学校では相当グレていたらしい。が、なぜかおとなしく、美樹に対して妙に優しかった。

 クラスメイトに「ダブり」と馬鹿にされても笑ってやり過ごしている。

 牧原にとっては今年が正真正銘最後の高校生活なので「何とか卒業させてやりたい」と、美樹は思っているのだが‥

 ある日、美樹は同僚で友達の池上小百合に、小宮と黒沢の件で相談しようと馴染みのスナックに来ていた。マスターも親身になって話を聞いてくれ、美樹は上機嫌になり、すぐに酔っ払って帰ってしまう。

 残された二人。実は池上はマスターに惚れていた。マスターが美樹に惚れていることは分かっていたのだが、酒の勢いで告白してしまう。

 マスターは、全てを分かった上で告白してきた池上の情に絆され、受け入れてしまう。

 上機嫌で家に付いた美樹。留守番電話を聞くと池上からメッセージが入っている。そして、追討ちをかけるようにドアのベルが鳴る。来たのは黒沢。「金を返しに来た」と言う。仕方なく家に上げる美樹。

 美樹は小宮の事を問い質すと、黒沢は「終わった」の一点張り。そして、調子に乗って美樹の体まで求める。

 拒む美樹。が、言葉巧みな黒沢に絆され、受け入れてしまう。愛しあう二人。

 事後、何気に今後の事を語る美樹。が、黒沢、それを笑い飛ばし、身仕度が住むと連絡も告げずに立ち去ってしまう。

 美樹は「もしかしたら‥」と淡い夢を抱いた自分をせめるしかなかった。

 翌日の放課後。小宮、相談事と称して教室に美樹を呼び出し平手打ちをする。ただ、黙っているだけの美樹。そこへ現れる牧原。

小宮、緊張感に負けたのか、直に立ち去る。ただ静かに時間だけが過ぎてゆく。やがて美樹、牧原に帰るよう促す。決意を秘めた顔付きでそれに応じる牧原。

 翌日、小宮から休学届けが出される。失意の底に落ちる美樹。

そんな美樹に対し、いきなり授業中に愛の告白をする牧原。クラス中、騒然となる。美樹と牧原の事は学校中に広まっていった。

 毎日の様に教室の戸締まりに来る美樹を待つ牧原。

黒沢と小宮の事で頭が一杯の美樹にとって、牧原の事を考える余裕などなかった。ただ、月日だけが過ぎていった。

 いつもの様に教室に佇む牧原の元に、戸縮まりに来る美樹が、いつもと違い爽やかな顔の牧原。静かに美樹に近付くと退学届けを提出する。

 驚く美樹。

 そんな美樹に対し、飲みに誘う牧原。おもむろにうなずく美樹。何の会話もない二人。マスターも気を使って何も話さない。時間だけが過ぎてゆく中、何気に現れる池上、唖然とする。驚く池上をよそに立ち去る牧原。

夜道を歩く二人。牧原は最後にもう一度だけ教室を見たいと言う。応じる美樹。教室に着くと二人とも重い口を開き始めた。今まで自分に何が起きてどう生きて来たか。語り合う二人。

 牧原は、親にも内緒でアメリカに行くことに決めたと。

 美樹は、黒沢、小宮の事で悩んでいた事を謝る。牧原も美樹にとっては一生徒だったんだと。そして美樹を求める牧原。受け入れてしまう美樹。深く愛しあう二人。

 翌朝、美樹宛に手紙を書き、立ち去る牧原。再会の約束を記して。

 卒業式の日。美樹は素直に喜んだ。小宮がちゃんと登校して来た事と、お腹をさする事が。そして、歌を唄わずにいられなかった。母が自分に唄ってくれた様に‥    

 美樹は感じていた。「でも、母とは違う。この子の父は、いつか帰って来る」と信じれる事が・・



藤井さとみ


藤井さとみ


夢乃


優生通子